事例紹介

  • コスト削減が必要になった背景
    毎日発行される新聞を月1回「紙の縮刷版」として印刷していた。しかし、実際には売上より印刷コストのほうが高く、コストの最適化が急務であった。

     
  • コスト削減コンサルティングの内容
    弊社では紙媒体のままではこれ以上のコスト削減が困難と判断し、お客様に小ロットでの対応が容易な「電子縮刷版(CD-ROM)」へ切り替えを提案、同梱印刷物の共通化など細かなコスト削減の提案を行った上で、外注先を変更し新たなビジネスプロセスで運用できるようにサポートした。

    さらに、毎月作成するマスターCD-ROMは、新聞とデータのつけ合わせ、欠損ページの補充、PDFの見出し作成等の作業が必要となるが、マスターCD-ROMを製作するための作業からお客様より受託し、お客様社内のフロー変更および業務負担を削減した。

     
  • コンサルティング内容
    「電子縮刷版(CD-ROM化)」作成のためのデータ準備から製品CD-ROM作成までの工程の組み立ておよび、継続的な作成工程の管理業務のご提供

     
  • 導入の効果
    • 製作コスト=約50%削減
    • 受注案件数=約1.2倍以上拡大
       
  • 導入後のメリット
  導入前 コンサルティング後
コスト視点 売上以上に原価がかかっていた 約50%削減(原価ベース)
製品化までの工程を社員がおこなっていた 委託することで、製品化までの工程管理の社内コストが不要となった
在庫保管スペースが必要 CD-ROM化することで、保管スペースは10分の1に削減
品質視点 新聞紙面を縮刷してしまうため、文字がつぶれやすい 品質が向上(デジタルデータなのでパソコン上で拡大・縮小が容易)
紙媒体なので検索ができない 品質が向上(しおりの作成、PDFファイルの検索機能の利用により検索性が格段に向上)
カラー紙面が再現できない 品質が向上(データ化することにより、新聞と同じカラー紙面、写真を見ることができる